グリーフ

【自殺志望者の終活】すでに対策済みですか?命が失われた後の身体の処理方法と処理費用

end_of_life_plans_終活_遺体の処理費用
    
よめ
よめ
こんにちは。妻がナースのよめです。

 

妻の職場を見てても思いますが、人間の命の取り扱いって不思議だなと思います。

 

【いろんな命との向き合い方】

  • 新しい命が欲しくて、妊活に莫大なお金をかけているひとがいます。
  • 授かった新しい命の堕胎手術をお金をかけて行うひとがいます。
  • 後遺症を顧みず、危険な手術に賭けるひとがいます。
  • 成功率が低いなら、ゆっくりと病状進行を望むひとがいます。
  • 科学的根拠のない世界に命をゆだねるひとがいます。
  • 自ら命を絶つ方法を模索しているひとがいます。
  • 寿命に対し、必死の抵抗をしたいひとがいます。

 

現代では、命に向き合う姿勢の背景が多様化していて、判断に対して、杓子定規YES・NOなんてことが言えない時代と状況です。

よめ
よめ
なので、自殺がどうとかいうつもりもありません。

 

 

ただし、断言できるものもあります。

それは、自分の命の取り扱いは個人の自由ですが、意思が消滅した後の身体の取り扱いは、遺族に委ねられるということです。

むしろ、自分にだけは、自分の身体の処理を主体的、かつ完璧にコントロールする自由がありません

  • 命を失った身体の処理は、必ず誰かに委ねる必要がある

 

 

ぼくたちは、死を意識することはできても、死んだあとの自分の肉体の処理方法費用については、あまり考えることがないように思いますがいかがでしょうか?

 

 

ということで、死んでからではわかりようもない、命が失われた後の肉体の処理方法や費用について、まとめてみました。

タイトルには自殺志望者と明記していますが、生きているひとには共通するテーマだと思いますので、チェックしておくとよいと思います。

 

 

あと、個人的な経験を踏まえての見解ですが、自殺されると遺族は何かと負担です。

よめ
よめ
家族なので出来る限りのことは受け入れたいのですが、突然の逝去処理と多大な費用請求に巻き込まれると、少なくない負担であることは、この場でお伝えしておきます(*’ω’*)

 

ちなみに、ざっくりとした遺体の処理費用は次の通りです。

【遺体の処理にかかる費用 最低金額目安】

  • 遺体の搬送費用:
  • 火葬費用:
  • クリーニング費用:
  • 葬儀社:
  • 納骨:
  • 永代使用料:
  • お墓新規購入:
  • 合計:151万円

※ざっくりの底値です。
地域やプラン・焼骨の管理によっても大きく差が発生します。

 

肉体の処理方法や費用については、精神が正常なうちに、一度はチェックしておくべき大事なことだと思います(*’ω’*)!

 

 

▼リーズナブル&事前のプラン設定・申込・入金も可能。終活は計画的に▼

    

 

自分の命が失われることで手を煩わせるひとが必ずいます

自分の死は、誰の手も煩わせない(誰にも迷惑をかけていない)というひとがいますが、それは大きな間違いです。

 

これは、社会的損失人との絆といった美しい話のことではありません

 

現代社会において、人間の遺体自由に野に捨ててよいものではありません。

また、死亡に伴う各種手続きも行う必要があります。

 

一般的に、これらの処理遺族が行います。

遺体の処理や法律上の手続きを「面倒・迷惑」と思うかはひとそれぞれですが、確実に時間労力と、場合によってはお金奪います

 

寿命病気の場合は、ある程度計算や計画しながら準備できるかもしれませんが、突然の訃報では、遺族の負担尋常ではありません。

 

あわせて読みたい
14日のTODO_家族が亡くなったときにやるべきことマニュアル
【家族が亡くなった時のやることマニュアル】家族が亡くなってからの14日 4ステップのスケジュール管理でもれなく乗り切る      家族が亡くなったとき、遺族は悲しむことだけに注意を払えません。 なぜなら、人が亡くなった後にやるべきことの9...

 

 

必ず必要な遺体の焼却処分(一部の例外を除く)

日本では、遺体は火葬することが(ほぼ)必須です。

 

理由は、焼骨されたもの以外引き取ってくれるお墓がないからです。

※とても古い、一部のキリスト教のお墓では土葬可能なところもありますが、代々そちらに埋蔵されてきた家系でないと、引き取っていただくのは難しいでしょう。

 

  • 遺体は(一部の例外を除いて)必ず焼いて骨にしなければいけない

 

ちょっと想像するとお分かりだと思いますが、自宅人間の身体を燃やすことはできません。

 

然るべき場所で、所定のお金を払って焼却してもらうことになります。

 

そしてその然るべき場所というのは、火葬場です。

 

遺体の焼却を行ってくれる火葬場で必要な手続きと費用

火葬場では、遺体を持っていけば二つ返事で燃やしてくれるわけではありません。

 

火葬許可書という書類が必要となります。

 

火葬許可書を取得するまでの大まかな流れは次の通りです。

【火葬許可書の入手】

  1. 死亡診断書を医師に作成してもらう。
  2. 市役所で死亡届の提出を行い、火葬許可申請書を発行してもらう。

 

【もちもの】

  • 印鑑
  • 死亡診断書

 

ちなみに、火葬場は友引がお休みなことがほとんどです。

先約がいるなど、希望の日時に空いていていない場合もありますから、火葬許可証の取得と同時に、スケジュールを調整しながら火葬する日を決めていきます。

 

火葬場の費用自治体によっても違いますし、民間の施設を使うのかによってもがでます。

おおよその費用としては、5万円~15万円程度と思っておけばよいでしょう。

 

詳しくは、最寄りの行政や葬儀社に相談してください。

 

  • 火葬してもらうには、火葬許可書が必要
  • 火葬費用は5万円~15万円程度

 

最短24時間は遺体を焼却できない「法律上」の制約

本人の意向があったとしても、日本の法律では、死後24時間火葬できません。

 

▼墓地、埋葬等に関する法律 第2章 抜粋

埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei15/

 

稀に、死亡診断後生き返るケースが見られることもあり、死後24時間は焼却不可となっています。

現代においては、事件の証拠隠蔽などの側面からも、ある程度の制限は必要な措置かなとは思います。

 

 

死後24時間は焼却不可となると、自然と次の疑問がおきませんか?

  • 遺体はどこで保管しますか?
  • どうやって保管するんですか?

 

 

遺体の保管場所について

自宅か、葬儀社にお願いして安置してもらうことになります。

 

自宅なら費用は掛かりませんが、葬儀社などにお願いすると費用が発生します。

【自宅以外での安置費用 (目安)】

  • 費用:~1万円/1日

※平均です。葬儀とセットにしている場合はオプションに含まれていることもあります。

 

夏場には、遺体の腐食を遅らせるために、ドライアイスを配備したり、空調の整った部屋に遺体を安置するなどの配慮も必要です。

 

遺体の処置:エンゼルケア

必ず必要なのがエンゼルケアと呼ばれる遺体処置です。

 

病院で亡くなった場合は病院側で指示してくれることが多いです。

また、病院によっては、看護師さん立ち合いケアさせてくれるところもあります。

 

病院を介さない場合は、葬儀社や遺族が行います。

【エンゼルケアの内容】

  1. 身体の清拭(せいしょく)
  2. 体内の残留物の排出
  3. 穴に綿を詰める

 

エンゼルケアには、遺族への死の認知といったグリーフケア的な側面もありますが、実質的には体液の流出を防ぐ目的が一番大きいです。

 

エンゼルケアがされていない場合、穴というから残留物体液が出てくることになります。

通夜や葬儀を行う場合には、見た目にもグロテスクになります。

また、異臭も激しくなりますから、遺体の無処置はあり得ません

 

よめ
よめ
遺体の安置や処置については、葬儀屋さんに相談すると、解決方法は提案してくれます

 

    

 

部屋で亡くなったとき

孤独死など、独り暮らしのひとが自室で亡くなると、発見までに数日の時間が経っていることがあります。

 

遺体は時間が経つと腐敗しますから、時間が経つほど部屋の状態が悪化します。

つまり、死後の時間が経つほど、腐乱死体による部屋の現状回復難易度が上がります。

 

遺体の腐乱が進むと、次のような状況になります。

【特殊な清掃会社に依頼しなければいけないケース】

  • 腐臭がとれない
  • 体液と思われる染みがとれない
  • 遺体に群がっていたと思われる虫の残骸の除去

・・・・etc。

 

上記の状態にまで進むと、例え身内であってもクリーニングは容易ではありません。

 

ですが、こういった特別な清掃を専門に行う業者さんもいます。

彼らは「特殊清掃」と呼ばれています。

 

特別な薬品ノウハウを駆使し、通常の清掃器具や方法では除去できない、汚れや匂いをごっそりと清掃してくれるの頼もしい業者さんです。

 

▼特殊清掃で有名な業者さんです。必要そうなときには思い出してください。

    

 

 

ちなみに、特殊清掃の費用は、状況に応じて3万円~50万円ほどです。

 

  • 腐乱した遺体のあった部屋は、時間が経つと「特殊清掃」業者さんに頼らないと解消しない場合がある
  • 特殊清掃の費用:3万円~50万円程度

 

    

 

収骨と費用

遺体は焼いて骨にしますが、焼骨取り扱いはどうすればよいかはご存知でしょうか?

 

一般的には次のいずれかです。

【焼骨の取り扱い】

  • 埋蔵:墓に埋める
  • 収蔵:納骨堂に収める
  • 所持:個人で持つ

 

日本の法律では、焼骨を墓地以外埋めることは禁止されています。

散骨という手法も流行っていますが、骨をパウダー状にしなければいけなかったり、散布場所も限定されていたりと、制約は細々とあります。

 

よめ
よめ
適当に捨てることは許されていません。

 

 

お墓・納骨堂

基本的に、焼骨お墓や納骨堂に収めることが多いですが、自分のお墓やスペースを持っていない場合は、お墓を建てる・スペースを買うという、初期費用から捻出しなければいけません。

お墓の値段は本当にピンキリで、十数万円から数百万円になることもざらです。

 

▼霊園からお墓まで、「いいお墓」さんは非常にわかりやすい業者さんでおすすめです。

いいお墓 バナー    いいお墓 バナー

 

 

永代供養

お墓や納骨堂だと、その後の維持費お墓参りなどの手間がかかります。

誰の手も煩わせたくないし、その後の管理もさせたくないという場合には、永代供養という方法があります。

永代供養とは、集合墓地への集団埋葬という方法ですね。

費用については、地域や霊園によってもピンキリですが、新規にお墓を作ることに比べれば、明らかに安く抑えられます。

 

▼永代供養も、「いいお墓」さんで探せます。

いいお墓 バナー

 

 

自宅保管

最後に、以外と知られていない方法が、遺族が自宅で保管することです。

法律では、「無作為に埋める」ことは禁止されていますが、埋めずに持つことは禁止していません。

宗教的観点からは、望ましいことではないのでしょうが、ぼくのような無宗教家には興味がないことでもあります。

 

ただ、焼骨したとはいっても、一般的な骨壺20cm×20cm程度の大きさがあります。

遺族の住空間に置いてもらえるかは遺族の気持ち次第ですが、関係性が浅い場合には、目につくところに置いておきたくはないですよね。

 

ひっそりと焼骨を圧縮する方法としては、メモリアルダイヤモンドにしてしまうという手段もあります。

骨を媒介にダイヤモンドを生成するというやつですね。

 

▼有名なところではアルゴダンザなどがあります。

 

 

よめ
よめ
これからは増えていく遺体の処理かもしれませんね(*’ω’*)!

 

まとめ

人間が死んだのち、遺体の処理にかかる費用はおおむね次の通りです。

 

【遺体の処理にかかる費用 最低金額目安】

  • 遺体の搬送費用:約1.5万円~(往復10km程度)
  • 火葬費用:5万円~
  • クリーニング費用:3万円~
  • 葬儀社:15万円~
  • 納骨:1.5万円~
  • 永代使用料:25万円~
  • お墓新規購入:100万円~
  • 合計:151万円

※遺体の搬送や火葬費用は、葬儀社の費用に組み込まれている場合もあります。

 

単純に足し上げただけですが、日本では、人が死んだあとの遺体の処理には約150万円ほどの費用がかかる計算です。

 

ある日突然、身内が亡くなったとしたら、それだけでも精神的なショックは大きいものです。

そこに、150万円もの支払いを要求されるとなると、正直遺された人はきついと思いませんか?

 

よめ
よめ
ぼくはきついですね

 

ということで、まとめます。

 

自殺志望者に限らずですが、人は亡くなる前までに、約150万円ほどのお金を残しておきましょう(*’ω’*)!

 

 

▼願わくばですが、メンタルが正常なうちに、遺すひとのことを考えてみませんか?

あわせて読みたい
Grief care_遺書のすすめ
【例文晒す】えっ?まだ書いてないの!?遺書は、グリーフケア効果のあるラブレター。時間も場所も超えて、どんどん愛が深まるマジックアイテムです。      ぼくは前々から遺書を書きたいと思っていました。 理由は2つあります。 人間って、突然、嘘みたいにあっ...

 

 

そして、今できることを精一杯楽しんでみるのもよいとおもうんです。

たぶん、考えたこともない未体験はまだまだたくさんあるはずだから(*’ω’*)!

 

 

▼未体験なことは日本にだって腐るほどある!知らない世界を覗いてみませんか?