コミュニケーション

そんなとこまで男と女?ボルト(おねじ)とナット(めねじ)は、トラブルや相性までもが人間関係や男女関係によく似ている!?

Male thread female thread_おねじとめねじと人間関係
     

 

ボルトやナットと呼ばれるネジ製品は、おねじ・めねじと呼ばれるねじ構造を持っています。

 

そんなボルトやナット・おねじやめねじについて、多くのひとは次の様な素朴な疑問を持ちます(*’ω’*)。

 

  • おねじって生殖器をがモチーフということ?
  • めねじって生殖器をがモチーフということ?

 

なす
なす
完全に邪推です。え・・・勘繰り過ぎですか(*’ω’*)?

 

工業製品建築用語では、雄・雌を冠した素材や技術がたくさん見られます。

▼ギボシ端子にも、オス・メスの違いがあります。

 

 

結論からいうと、それら工業製品の雄・雌の由来は、男女の生殖器の特徴から連想・採用されたのは間違いありません。

ですが、特徴にならった慣例的な名称というだけで、性的な意味含みません。

 

【工業製品のオスパーツとメスパーツの特徴】

  • オス:凸形状の部品
  • メス:凹形状の部品

 

名前の由来は想像通りで安心しましたか?

ですが、おねじめねじでびっくりするのはこれからです。

 

 

なぜなら、おねじ×めねじ組み合わせ構造トラブルの傾向が、驚くほど人間関係に酷似しているからです。

共有

 

しかも、男女関係に置き換えてみると、興味深いことこの上ないです(*’ω’*)。

 

たくさんネジをこわして垣間見た、おねじ(ボルト)とめねじ(ナット)に重なる人間模様を、とくとご覧あれ。です(*’ω’*)!

 

 

おねじ(ボルト)とめねじ(穴)の違い・見分け方

監視

おねじ(ボルト)とめねじ(ナット)は、おおよそ左記のような形状をしています。

 

絵で見ると、ブルーの凸パーツがおねじで、ピンク凹パーツがめねじとなります。

 

 

ボルトとナットについては、単なる凹凸形状だけでは分けられない場合もあるので、次の基準を持っていたほうがわかりよいかもしれません。

 

  • めねじ:溝を円筒または円錐の内面に設けたもの
  • おねじ:外面に溝を設けたもの

 

なお、おねじは大量のリプレイス品がありますが、上図のようなめねじだとリプレイスできない場合もあります。

 

人間の男女に置き換えると、は壊れようが換えはいくらでもいるけど、は壊さないように注意しなきゃいけないし、壊れたら取り換えではなく、修理になります。

 

よめ
よめ
この絶妙な女性優位・・、さっそく日本の男女格差を物語るようではありませんか(*’ω’*)!

女性のピクトグラム

【ねじを人間に置き換えてみる】

  • オス:不良の場合、換えはいくらでもいるので、即交換
  • メス:不良になると、換えはないので壊さないようにしなきゃいけない。万一不良になっても交換するより、修理する道を探す。

 

 

    

「おねじ」と「めねじ」の代表的なトラブル3選

ねじには、発生しやすいトラブルが3つあります。

風船
  1. 山の変形(パターン①:ピッチ違い/パターン②:斜めにねじ込む)
  2. なめる
  3. 中折れ

 

いずれも、相性・山のかみ合わせが悪いまま、無理やりねじ込むときに起こるトラブルです。

ぱっと見、ピッタリフィットしそうに見えたり、最初の滑り出しがくるくるよく回るように感じても、途中で引っかかりがあるようでは、決してうまくいきません(*’ω’*)!

 

 

・・・・あれ?

どっかで聞いたような話ではないですか(*’ω’*)?

 

よめ
よめ
でも、これってねじの話ですよ(*’ω’*)!

 

 

山の変形(パターン①:ピッチ違い)

というのは、ギザギザの溝のことです。

 

おねじとめねじは、このギザギザの形がぴったり合う組み合わせで使います。

ピッチ

 

▼じつは、おねじにもめねじにも、溝の規格というのがありまして、見た目が同じに見えて、微妙に違うものがたくさんあるんですよ。

 

ピッチ-5

そして、おねじの溝のタイプと、めねじの溝のタイプは、全く同じでないとどちらかが壊れます。

おねじの溝の形と、めねじの溝の形があわないことを、「かみ合わない」と言うのですが、どこかで聞いたことありませんか(*’ω’*)?

 

おねじめねじの溝の規格が合わないパターン

ピッチ-4

 

普段、ねじを扱わない人は考えたこともないかもしれませんが、ねじにはたくさんの種類があります。

 

ねじの規格は、次の2点の組み合わせで定められています。

【ねじの規格 要素】

  • ピッチ(間隔)
  • 太さ

 

ぼくたち素人では、パッと見ただけでは見分けがつかないものもあります。

 

更に、最初はするすると入りそうなのに、途中で引っかかるねじもあります(*’ω’*)!

▼こういった組み合わせは危険です(*’ω’*)!

ピッチ-6

おねじの頭部分はするりとめねじに入り込んでいますが、ピッチ(間隔)が合わないので、次のねじ山からは入りません。

 

これを無理やり押し込んでしまうのが、ねじ山を変形させるパターンのひとつです。

 

変形したねじ山は、正しいピッチ・間隔のねじに取り換えても、スムーズに挿入されなくなります。

 

ねじ山の変形(パターン②:斜めにねじ込む)

ピッチ違いのねじをまっすぐ入れて、ねじ山を壊すほど強く押し込み続けることはまれです。

 

割と多いのは、斜めに差し込んでしまい、強引にねじ込みすぎて、ねじ山をこわしてしまうケースです。

 

こちらのパターンは意外とあります

 

▼斜めに無理やり差し込んで、めねじ側に変な型をつけてしまうパターン
右の図を見ると、入り口の溝が変形しているのですが、分かりますか(*’ω’*)?

 

一度歪な溝を成型してしまうと、改めて正しい角度で差し込もうとしても、ねじが入らなくなくなってしまいます。

 

ただし、パターン①・パターン②とも、軽度の変形であれば、リペアは可能です。

ねじ山のリペア方法はこちら

 

大事なのは、「あれ?軽く入っていかないな」と思ったら、無理にねじ込まないことです(*’ω’*)。

 

【ねじ山をなめないための注意事項】

・ピッチや規格が違うねじを無理やりねじ込まない

・正しい規格の組み合わせでも、無理な角度でねじ込まない

 

 

よめ
よめ
ねじを人に置き換えてみる(*’ω’*)!

 

【ねじを人間に置き換えてみる】

  • 相性の合わない相手に無理に合わせると本来の山の形が変わる
  • 正しくないアプローチで無理やり変な癖をつけられると、まっすぐモノをとらえられなくなる

こうなると、正しい相性のパートナーを前にしても、スムーズに受け入れることが難しくなる(*’ω’*)

 

なめる

なめるというのは、力任せにねじを回し、どちらかのねじ山削りとってしまうトラブルです。

このトラブルは、何もねじの規格や角度が合わないときに限りません。

角度も規格もぴったり合っている時にも発生します。

 

 

大抵は、締めける力の加減も考えずにねじを回し続け、ねじ山をすべて削り取ってしまうと、とても不幸な事故になります。

 

おねじ・めねじ共に同じ材質だった場合には、構造的におねじのほうが優位で、めねじが破損するケースが多いように思います。

 

これは、「しっかり締め付けよう!」という、気持ちが真面目なひとに多いかもしれません(*’ω’*)!

【真面目なひとほど注意しましょう】

  • ねじは力を入れて締め付けるほど密着する気がしますが、度が過ぎると受け手の溝を削り取ります。
  • 溝が削れ切ったおねじとめねじは二度と絡むことはできません。

スムーズに入っていかないときや、細目のボルトを締め付ける時には、締め付け過ぎに注意しよう(*’ω’*)!

 

 

ねじ山がなくなると、もう二度と使えません(*’ω’*)!

感覚に頼った締め付け過ぎを避けるためには、トルクレンチと呼ばれる、締め付け過ぎるとアラートをだす、特殊なレンチを使うのがおすすです。

 

【ねじを人間に置き換えてみる】

  • 強すぎる締め付け力は、繋がりをも絶つ。
  • かみ合わないまま無理にねじ込むと、力の弱い方に甚大なダメージを与える。
  • かみ合うための溝を失うと、だれとも絡めなくなる。

 

よめ
よめ
強すぎる締め付けって、結構笑えないダメージを与えることがあるんですよね(*’ω’*)!

 

 

中折れ

エロい妄想をした人はごめんなさい。

 

単に強度が合わない場合、ねじ山を総なめにしてしまう場合と、中折れのようにボルトの芯が折れる場合があります。

ピッチ-7

こうなると、ボルトの頭がとれるような形になるので、めねじのなかおねじの中芯とりこされる形になります。

 

折れた芯を取り出すのは特殊な工具が必要になります(*’ω’*)!

 

▼エキストラクターといいます。電動工具があると、こちらが楽です。

 

▼電動工具がなく、手が届く範囲の芯を除去したいならこちらが便利です。

 

 

ねじは、力任せにねじ込むと途中で折れることがあります(*’ω’*)。

その時、折れるのはおねじのほうです。

 

 

【ねじを人間に置き換えてみる】

  • メスの締め付け力に耐えきれないと、オスは芯が折れる
  • 折れた芯はメスの中に取り残され、取り出すのも一苦労。

 

よめ
よめ
折れる方も、取り残される方もぞっとします(*’ω’*)!

 

ねじ山の再生方法

破損したねじ山も、もしかすると再生できるかもしれません。

 

とくにめねじ高価なパーツについている場合が多いですから、必死にリペアしたくなります(*’ω’*)!

 

次の2つの方法をお試しください。

タップ・ダイス

変形してしまったねじ山は、外科的な切開処理を施すことで、また使えるようになります。

 

処理方法を大雑把に説明すると、変形してしまったねじ山から、本来の形状よりせり出した部分削り取る作業になります。

 

▼ねじ山のリペア方法

本来の正しいねじ山の形が、左側に示した赤いラインです(*’ω’*)。

 

上図の赤いラインに沿って、変形したねじ山を削り取るのが、ねじ山再生のセオリーです。

 

上図はめねじの再生ですが、おねじ側の破損でも、同じように干渉する部分を削り取ることで、再度利用することができます。

 

これはタップ・ダイスという工具を使ったねじ山修正方法となります(*’ω’*)!

 

 

でも、破損パーツがおねじかめねじかで扱いが変わることが多いです。

  • おねじの破損:リペアせずに新しいものを買います(*’ω’*)。
  • めねじの破損リペアして使います(*’ω’*)。

 

 

なぜなら、おねじは汎用品であることが多いからです。

替えがきくんですよね。

 

対して、めねじのあるパーツは、おおきくて主要なパーツと一体化していることが多いです。

ねじ山だけを交換することもできないため、なんとか修理して使っていきたいのです。

女性のピクトグラム

リコイル

多くの場合は、タップやダイスを使った切開でリペアできるでしょう。

 

ただし、歪んだねじ山を削りとるのは、強度を落とすことになります。

状況や求められる強度によっては、もう少し踏み込んだ根本的な処置が必要かもしれません。

また、破損がひどいときも、タップやダイスでは修復できません(*’ω’*)。

 

 

そんなときには、新たなめねじを埋め込むという荒業を行います。

 

人間で言えば、めねじのインプラントです(*’ω’*)!

 

めねじのインプラントは、リコイル社のリコイルキットが有名です(*’ω’*)!

 

 

ぼくは、バイクを弄るのですが、このリコイルセットには何度か救われています(*’ω’*)。

 

【人間に置き換えてみる】

  • 歪んだ溝は思い切って切り取ってしまう
  • 完全に壊れたら、インプラントする

 

よめ
よめ
壊れた溝のインプラント・・・ちょっと抽象的ですが、想像だけはできてしまいますね(*’ω’*)!

 

おねじとめねじの相性

おねじとめねじは、ねじ山太さの規格が合いさえすれば、組み合わせられます。

 

ですが、強固にかみ合うためには、単なる適合以外にも、相性と呼べる要素があることは、意外と知られていません。

 

よめ
よめ
少なくともぼくはあまり考えていませんでしたよ(*’ω’*)

 

金属でいうところの相性とは、ずばり、素材の硬度です。

まっちょ

 

金属って実は意外と柔らかいんです。

ぼくは、とにかく硬い素材が正義なんだと思っていましたが、適切に組み合わせないと、すぐに緩んだり、折れたり、癒着します

 

ひとの性格・性質にも、硬いとか柔らかいとかありますよね?

 

ぜひ、人間の性質に読み替えて読んでみてください(*’ω’*)!

 

素材の硬度と特徴

金属は、硬度によって特徴があります。

 

◆硬い素材

硬い素材の特徴としては、こういったものがあります。

 

【メリット】

  • 曲がりにくい
  • ねじれにくい

 

【デメリット】

  • 折れやすい
  • 緩みやすい

 

強度はあるので、重いものを支えるには必要です。

でも柔軟性がないので、振動に弱くて強すぎる力が加わると、割れたり折れたりします。

 

◆柔らかい素材

柔らかい素材の特徴としては、こういったものがあります。

 

【メリット】

  • 緩みにくい
  • 折れにくい

 

【デメリット】

  • 曲がりやすい
  • ねじれやすい

 

強度がないので、重いものを支えるのは不向きです。

ですが、柔軟性があるので、絡みつくように締まり、振動にも強いです。熱が加わるとより密着し、場合によっては癒着します。

 

素材の組み合わせと締め付ける力の関係

素材は、同程度の硬度素材と組み合わせて使うのがベストです。

 

異硬度素材で組み合わせる場合には、締め付ける力加減に注意が必要になります。

「柔らかい」ものと「硬い」ものとに二分すると、組み合わせパターンは3つになりますね(*’ω’*)。

 

各パターンと締め付ける力についてまとめてみました(*’ω’*)。

 

①硬い素材×硬い素材

この組み合わせが最強?なのだと思っていました。

 

超重量級の固定には必要ですが、締め付ける力も強大で、人力だと疲れてしまいます。

また、環境変化に弱く、振動や温度変化の大きいとこには適しません。

締め付け過ぎたら我慢の限界のふり幅は本当に驚くほど狭く、折れやすく割れやすいです。

 

【人間に置き換えてみる】

  • 硬いひとと硬いひとの結びつきは、超協力に絡み合うのがベスト
  • ちょっとでも結びつきが弱まると一気にほどける
  • 耐久力は高いが、少しでも過ぎると砕ける

 

 

②硬い素材×柔い素材

人間関係だと、このパターンがほとんどだではないでしょうか(*’ω’*)。

 

実は、バランスが難しい組み合わせです。

 

硬い素材に合わせると柔らかい素材を傷つけます。

柔らかい素材に合わせると、きちんと結びつくほどの締め付け力が得られません。

 

よめ
よめ
実に悩ましいです(*’ω’*)!

【人間に置き換えてみる】

  • 硬いひとには柔軟さは求められませんから、柔らかさを持っているひとが折れる(曲がる)必要があります。
  • 結びつく力加減も、柔らかいひとにコントロールしてもらうのがいいです。

 

 

③柔い素材×柔い素材

脆いというより、強度が要らない環境でないとうまくいかないですね。

 

また、柔らかい素材同士は締め付けが過ぎると完璧に融合してしまう場合があります。

締め付け過ぎには注意が必要です(*’ω’*)。

 

【人間に置き換えてみる】

  • 締め付けていることに、ちぎれるまでお互いに気づかないかもしれません。締め付け過ぎにだけは気を付けましょう(*’ω’*)!
  • 強い結びつきが必要な状況や環境は割けましょう。

 

    

まとめ

ざーっと、おねじ・めねじのケースを人間と重ねてみました。

 

面白くないですか?

 

人間のこういったパラメータが、金属でいうところのピッチ(間隔)・大きさ・高度・トルク(締め付け耐性)などになるでしょうか(*’ω’*)!

  • 柔軟性
  • 嗜好性
  • 愛情
  • 共感
  • 思いやり
  • 協調性
  • 依存性
  • ストレス耐性

 

 

でも、人間は金属とは違います。

 

よめ
よめ
もっと複雑で、もっと柔軟性に富んでいるんですよね(*’ω’*)!

 

 

また、人が金属と最も違うのは、自分で自分の素材や形を変えられることなんだと思います。

 

我を通すだけが個性ではないし、言われるがままに変わるのも優しさではありません。

 

ただ、お互いがお互いに歩み寄り双方が双方の適正になるというのが「思いやり」というのだと思うのです。

 

ぼくらは、だれかににとっての思いやりに、ぜひなっていきたいものですね(*’ω’*)!

 

 

ではまた